【文大杉並】といえば国内型のダブルディプロマ。英語特別入試は英+国算選択入試に進化!

英語入試

JR中央線「阿佐ヶ谷」駅、「荻窪」駅、東京メトロ丸の内線「南阿佐ヶ谷」駅の3駅利用。どの駅からも徒歩約10分の文化学園大学杉並中学校(通称、文大杉並)は、日本にいながらカナダのカリキュラムも学び、高校卒業時には2つの学校の卒業資格が取得できるDD(ダブルディプロマ)コースが人気です。STEAMやPBL型授業を取り入れている文大杉並ですが、DDコースのある文大杉並の英語教育は飛び抜けており、中学2年生終了時に、生徒全体の81%が英検3級以上、3年生終了時には80%が準2級以上を取得。中2生終了時の3級以上取得には、入学時「級なし」だった生徒41名が含まれており、文大杉並は帰国生などの英語上級者だけでなく、英語初級者も確実に英語力を伸ばす学校であることがわかります。
中学1年から3年まで381名が在籍、そのうちの約半数がカナダの教育を受けています。

DD(ダブルディプロマ)といえば、文大杉並といわれる同校ですが、DDの入口の一つとなる英語特別入試についてお聞きする前に、DDを日本で初めて導入した経緯から、入試広報部長 西田 真志先生にお聞きしました。

入試広報部長 西田 真志先生
※写真撮影時のみマスクを外していただきました。

DD(ダブル・ディプロマ)の導入経緯についてお聞かせください。

「DDの導入当時、本物のグローバル教育について討議しました。国際的に通用する大学入学資格であるIB(国際バカロレア)も検討したのですが、それよりもリアルにグローバルの学びを体感して身につけられるのはDDだろうというということになりました。その際ちょうどカナダのブリティッシュコロンビア州が海外校を展開しているという情報があり本校もエントリーしました。その年は世界で70か国ほど海外校としてエントリーがありましたが本校は見事に選ばれ、日本の文部科学省とブリティッシュコロンビア州の教育省の両方から承認を受け、2014年にDDコースを日本で初めて導入し2015年度に第一期生を受け入れました」

文大杉並のDD(ダブル・ディプロマ)についてお教えください。

「DDというと、日本と海外の学校のディプロマ(卒業資格)がダブルで取れるという紹介のされ方が一般的ですが、どこでどの期間学ぶかでDDは2つに分かれます。多いのは留学型で、海外の学校に一定期間留学してディプロマを取得するタイプ。もう一つのタイプは、国内型で海外の教員の方々に日本に来てもらい海外校のカリキュラムを行ってもらうタイプです。文大杉並のDDは、この国内型です」

なぜ文大杉並は、国内型のDD(ダブル・ディプロマ)を選ばれたのでしょうか?

「来日したカナダの教員の方々の住まいを探したり、カナダと日本の単位を計算して文部省に提出したり、国内型はいろいろと大変な部分があるのですが、国内型ですと、日本の授業とカナダのカリキュラムの授業を同時期にダブルで受けることができます。留学ですと日本の授業がその期間途切れてしまい大学受験に間に合わない可能性もあります。また国内型ですとお子さんを海外に行かせる不安はなく、費用面も抑えられるメリットがあります」

中学英語授業の紹介ビデオ
https://www.youtube.com/watch?v=R4qP6ddtNaU

DD(ダブル・ディプロマ)の導入成果は、どのようなカタチで現れていますか?

「DDコースを立ち上げて8年目になり卒業生も5期生を出した今、いろいろな良い結果が出てきています。その中でも、海外大学への進学率が上がり、世界大学ランキングで18位、カナダでトップのトロント大学に合格者を出したことや、国際基督教大学(ICU)、早稲田大学国際教養学部、上智大学国際教養学部など国内の国際系難関大学への合格者を出していることはうれしい成果です。
また生徒主体で進むカナダの授業スタイルは、生徒に問題解決のために考えさせ、最後はクラスの前でプレゼンをするPBL型授業が基本。日本の授業と海外の授業の両方を受ける国内型では、日本と海外の異なる文化を含めた価値観や授業スタイルに接することができ、生徒に複眼的な思考力を育てることに貢献しています」

https://www.youtube.com/watch?v=sulUfLf4IBs&t=16s

英語特別入試についてお教えください。

「英語特別入試は、来年度(2023年)から英語と国語もしくは算数選択の2教科入試となります。英語については、英会話を聞いてそれについての設問に答えるリスニング25分、リーディング・ライティング合わせて25分、スピーキング10分の試験を行います。レベルとしては英検準2級レベルの問題が出題されます。算数と国語については帰国生入試と同じレベルの基礎的な問題が出題されます。目安として英語で70%、選択の国語か算数で50%取れれば合格とお考えください。なお帰国生入試を受けた方は英語特別入試を受けることはできません」

国語と算数の出題についてもう少しお教えください。

「算数は最初に四則計算問題が10問あり、それが全てできれば30%、その後の大問も取れるべき問題が取れていれば50%の得点は取れます。国語についても、ある程度受験対策として国語の勉強をしていれば50%はそんなに高いハードルではありません。算数・国語ともにホームページの帰国生入試問題で難易度を確認してください。本校は高校の卒業時、DDの生徒に2つの卒業証書を与える学校ですが、これは英語と日本のカリキュラムの両方を学んだ証として授与されるものです。本校は英語教育に力を入れていますが、インターナショナルスクールではありませんので、ご入学いただいたら日本のカリキュラムをしっかり学んでいただくことになります。国語・算数選択の2教科入試となったのはそのためです」

英語特別入試は、どんな受験生に向けた試験でしょうか?

「帰国生ではないが英語力がある。将来は外国に行きたい。英語力を活かしたいと思っている受験生に受けてほしい入試です。グローバル教育に力を入れている本校ですが、文化学園大学の附属校としての強みを生かし創造性を豊かにする芸術分野を融合させたSTEAM教育にも力を入れていますので、これからの多様性の時代、本校の6年間で仲間といろいろな感動を積み重ね、生徒一人ひとりが自分の道を見つけてくれれば良いと思っています。入学後は英語以外の科目についてもしっかりと指導しますし、放課後には学内塾でサポートすることも可能です。安心して受験していただければと思います」

カナダのカリキュラムでは、海外大学への進路指導が授業の一つとして組み込まれているといいます。英語を学ぶのではなく、英語で学んだDDコースの生徒は、日本と海外のダブルの価値観で学んだ先にどんな進路を見つけるのか。グローバルがお題目ではなく毎日実践されているDD生には、真にグローバルな自分の未来が見えることでしょう。

Bunsugi Canadian International Schoolの DD紹介(英語版)
https://www.youtube.com/watch?v=h-aqAuUulos
取材Memo

ELAの学び
カナダ、ブリティッシュコロンビア校の国語にあたる授業がELA(English Language Arts)。日本の国語と聞くと、読む書く聞く授業をイメージしますが、ブリティッシュコロンビア校のELAは、表現学習。母国語を学ぶというより、言葉で表現してコミュニケーションする技術を学ぶことに重きが置かれています。例えば授業の多くは、先生がテーマを与えた後は、生徒が調べて発表するスタイルで行われ、国語を超えた社会科や理科的な要素も含まれたPBL的な授業が展開されます。またELAは、中学1年次から、英語力のレベルに合わせ、DD7、Advanced7、Starter(Starterは、ELAではなくESL)に分かれて行われます。いわばELAは、英語を学ぶのではなく、英語で学ぶPBL授業。中学1年生からELAの授業がある、そんな文大杉並では英語力が自然に身につくのは当たり前なのだと思いました。

授業で使われるプリント。英語を学ぶのではなく、英語で学ぶ授業です。