読む、考える、書く「適性検査型入試」の日本大学高等学校・中学校

適性検査型入試

日本大学高等学校・中学校は、16学部87学科を有する日本最大級の総合大学である日本大学付属の中高一貫校です。現役進学率は90%以上、約半数が日本大学へ進学する中、国公立大や難関私大をはじめとする他大学への進学率も増加しています。

同校の教育スローガンは「Aiming high!(常に高みを目指そう!目標を高く持とう!)」。ますます多様化するこれからの世界において、常に高みを目指す人材を育成するために、ICT教育とグローバル教育に力を注いでいます。

特に5年前から取り組んでいるICT教育は、コロナ禍でもスムーズなオンライン授業への移行を可能にしただけでなく、生徒が見たい時に何度でも見ることができる授業、双方向で行えるホームルーム、生徒が写真を撮って提出し、教師もそれを画面上で添削できる課題など、ICT学習の利便性を再認識させてくれたといいます。

ICT教育のトッププランナーの一つの答え「授業動画」

コロナ禍でオンライン授業に取り組んだ学校も多い中、2016年から生徒に1台ずつタブレットを配布し、ICT教育を研究・進化させてきた日大高中では、リアルタイムでのオンライン授業ではなく、生徒がいつでも何度でも見ることができる「授業動画」をつくることにしたといいます。この「授業動画」が非常によくできていて、先生がつくったとは思えない完成度!この他にもロイロノート(1人1台のタブレット環境での学習に適した授業支援クラウドサービス)やスタディサプリ(到達度テストで把握した苦手分野を動画とドリルで克服できる学習支援システム)やClassi(生徒の学習や教員の授業・進路指導などをサポートするデジタルサービス)などを、先生も生徒もスイスイと使いこなす姿は、まさに「21世紀型授業」!しかもこれからもっとICT教育を良くしていくための会議を行っているといいます。まさに日大高中は、ICT教育のトッププランナー校です。

適性検査型入学試験は、筆記の国語系論述問題と算数・理科・社会の教科横断型総合問題の2つ。

そのような日本大学中学校の「適性検査型入試」は、「21世紀型学力」の要素である思考力・判断力・表現力や探究力を求める適性検査Ⅰと適性検査Ⅱの2つの試験があり、午前に連続して試験が行われます。

適性検査Ⅰは、文章を読み取り、自分の考えをまとめる国語的な力が問われる試験で、2,000字程度の2つの文章から主張に共通する点を読み取り、それに対する自分の体験や見聞などを交えて自分の考えを500字以内でまとめます。評価ポイントは、①主張の共通点の捉え方、②自分の考え・意見・体験、③文章の構成、④表記の4点です。

次に行われる適性検査Ⅱは、資料やグラフなどから必要な情報を読み取り、計算や記述で答える問題で、算数・理科・社会を横断した、総合的な知識の応用力、運用力、思考力、論理的な考察力が求められます。記述式解答は、思考の過程を評価しますので部分点も与えて評価されます。

いずれの試験も、これからの多様性の時代に従来型の入試では測りきれない個性や能力を有する生徒を受け入れるために設けられた試験です。公立中高一貫校を受験するための勉強をしていれば、同校受験のために独自の対策をする必要はないといいます。

充実した施設と、勉強もスポーツも思う存分楽しめる環境、先端をいくICT教育とグローバル教育を高次元でバランスよく構築しており、しかも中高大連携の学びのある学校で、適性検査型入試で受験できる学校はそう多くはありません。ぜひ素敵な校舎と生徒さんたちに会いに行ってみてください。

探究し表現する力を養う「プレゼンテーション発表会」

探究し表現する力を養う「プレゼンテーション発表会」

未来を生き抜く「確かな力」を育成するための「基礎学力・応用力」「英語4技能の向上」「教養力」「クリティカルシンキング」を育む教育プログラムの一環として、日大中高では中学1年生から学年行事としてプレゼンテーション大会を行っています。
生徒は掲げられたテーマから自分の探究テーマを掘り下げて発表。各クラスから選ばれた代表者は各学年の全生徒の前でプレゼンテーションをします。
その探究テーマは、「蚊がいなくなるとどうなるか」「『嫌いな音』があるのはなぜ?」「なんで人間ってしゃべれるの?」「プラスチックは海を汚す」「一日お母さん」など、どれも聞いてみたくなるものばかり。未来を生き抜く「確かな力」がしっかり発芽しています。

教えて!学校のこと 試験のこと

「適性検査型入試」で受験した生徒さんに試験や学校についてお聞きしました。

Q1 なぜ日大中の適性検査型入学試験を受けたのですか?

・日大中は、友達にすすめられて知りました。適性検査型試験は6年生の時に受けてみたら面白かったので。(Y.Hさん)

・日大中を選んだのは、文化祭や英検の会場として訪れた際、在校生の方々の元気な対応や学校全体の雰囲気から「ここなら楽しい学校生活を送りながら勉強にも励めそう!」と感じたから。適性検査型入学試験は、元々の志望校も適性検査型入試を導入していたので、都合がよかったから。(K.Iさん)

Q2 試験のためにどんな準備をしましたか?

文系の勉強は、ステップアップ問題集を使って苦手なところを解きました。理系の勉強は、塾でやったところをその日と次の日の朝には必ず解いて、ちゃんとできるまでやりました。過去問もたくさんやりました。(Y.Hさん)

・他校も含めて過去問をたくさん解きました。何度も何度も解いて、傾向と対策を練りながら適性検査型という入学試験を理解していきました。作文については、テーマに沿った文章を10分〜20分でまとめる練習をしました。これは今でもとても役に立っています。(K.Iさん)

・文章問題は重要な箇所に線を引き、要約するように文を読み進める対策をしました。またサンプル問題を理解できるまで何度も解いていました。(K.Yさん)

Q3 試験の感想を教えてください。

・文系に関しては時間的にも問題的にもやりやすく、特に作文は受けていて楽しかったです。理系はいつも受けていた適性検査型入学試験とは違って、小学校の教科書を覚えていれば解けたと思います。(Y.Hさん)

・文章問題は勉強を始めた頃と桁違いにスラスラ書けて頑張ってきた甲斐がありました。算数は基礎をもっと固めておけば良かったと思います。(K.Iさん)

・理系は難しかったです。文系はすごく力を入れて勉強していたので簡単でした。(R.Nさん)

・最後に見直す時間が持てなかったので、落ち着いて時間に気をつけることが大事だと思いました。(K.Yさん)

Q4 入学してみてどうですか?

・元気で常に盛り上がりのあるクラスで、行事の時に団結して賞を目指すのが楽しいです!(Y.Hさん)

・学校が広いしトイレがきれいだし、部活動も多くて楽しいことがたくさんある学校です!(R.Nさん)

・私立の学校のイメージは、勉強ばかりで退屈なイメージを持っていましたが、実際通ってみると毎日が楽しく、勉強する環境を学校が整えてくれているのでメリハリのある学校生活が送れています。(K.Iさん)

・文化祭の高校生の出し物を見るのが楽しく、友達のプレゼンを見るのも面白いです。(K.Iさん)

・男女間の仲もよく誰とでも気さくに話せてとても楽しいです。(K.Iさん)

桜苑祭(学園祭)名物の書き初め

Q5 来年の受験生へのアドバイスもしくはメッセージ

・部活動も行事も豊富で、たくさんの経験や思い出ができて、とにかく楽しいです!自分がやりたいことに取り組める環境が整っています。(Y.Hさん)

・作文は、時間をきつめに設定して、2回以上、要約と感想文を何回も書くこと。また、自分の意見の幅を広げるために常日頃から1つ1つの出来事を作文につなげるといいでしょう。好きな科目にかたよった勉強をせず、苦手科目をたくさんやることが大切です。(Y.Hさん)

・過去問をやっておくと傾向がわかるので、解いておくと役立ちます!(K.Yさん)

・日大中では教科書以外でもiPadを使って資料が送られてくるため、テスト前でもまとめて確認でき理解を深めることができます。また、スポーツ関係の部活が充実していることも魅力の一つです。大きな実績を残している部活もあるので楽しんで学校生活を送れます。(K.Yさん)

・作文は文系の中で配点が高いはずなので練習しておくといですよ!(R.Nさん)

取材Memo

ハイブリッド校という大きな魅力
日大高中は、国内最大の総合大学である日本大学の付属校のひとつ。その一番の魅力は、付属校と進学校のメリットを高い次元で融合させたハイブリット校であることではないでしょうか。中高6年間で思いっきり自主性を創造し、日本大学に進学するのもよし、国公立大学などの難関大学を目指すのもよし。豊かで整った学校生活を満喫しながら選べるというのは、何物にも変えがたい大きな魅力だと思いました。