大妻中野の「グローバル入試」は、リベラルアーツを基軸に地球市民を育てる同校の教育の象徴でもあります

グローバル入試

建学の精神は「学芸を修めて人類のために〜Arts for Humankind」、校訓は「恥を知れ」(自分に向けた言葉)。同校はこれらの精神を礎に、持続的なより良い社会を創造し、自らの幸せを紡ぐことができる人を育てることをスクール・ミッションとしています。生徒の約1割が海外帰国生ですが、共鳴し合うことを大切に、一般生中心のアドバンストコースと帰国生中心のグローバルリーダーズコース(GLC)間のコース変更を可能とすることで、互いに刺激し合う環境にあります。留学する生徒も多く、コロナ以前よりは少ないものの、今年も高1生約40名が旅立ちました。40名のうちの3/4が、同校の開かれた教育と帰国生に触発された一般生というのも同校ならではです。このように、伝統的にグローバル教育に力点を置く先に先生方が思い描く風景は、地球市民として生き、活躍する生徒たちの姿です。今回は、その教育を象徴する「グローバル入試」についてご紹介します。GLC(Global Leaders Course)の中3のお二人、S・KさんとJ・Tさんにお話を伺いました。

多様な経験と多様な個性を持つ集団の中で、地球市民としての土台が醸成されていきます

中3のS・Kさん(左)とJ・Tさん
※撮影時のみマスクを外していただきました。

大妻中野「グローバル入試」の入試要項

日程●第1回:2025年2月1日(土)午前
   第2回:2025年2月3日(月)午前
科目●国語・算数(各100点/50分)
   英語スピーキングテスト(約10分/受験生1人に対し試験官2人)
募集●「帰国生入試」と合わせて約36名

国・算の筆記試験は同日の「アドバンスト入試」と同じ問題です。
また、英検2級相当以上を取得している受験生には、筆記試験に代えて保護者同伴面接試験(日本語と英語)を実施しています。


まず最初に大妻中野、そして「グローバル入試」を受けようと思われたきっかけを教えてください。

S・Kさん「私は5歳くらいから英語を習いはじめ、小5で英検2級を取得しました。英語を継続して勉強できたのは、習い事で続けていたバレエの先生から『英語ができれば英語で知識が得られたり、選択肢が広がるよ』と言われたことも大きかったですね。英検2級を持っていたので、入試では学科試験の代わりに『保護者同伴面接』を受けました。とくに面接に向けた準備はしませんでしたが、大妻中野では毎週土曜日に『帰国小学生英語保持講座』を行っていて、それを小5の時から受講していました。大妻中野の実際の授業と同じような雰囲気で、ネイティブの先生が北米の小学校の授業スタイルで行ってくれるものです」
※「保護者同伴面接」の所要時間は15〜20分。保護者には日本語で質問をします。

J・Tさん「私はインターナショナルの幼稚園に通っていたので、そこで英語脳が作られたように思います。小学校は近所の公立だったのですが、小1の時に英検3級を取って、小5で準2級を。準2級を持っていることを活かして『英語入試』(英検準2級取得者は国・算のみの試験/現在は実施されていません)を受けて合格しました。努力することが苦手なタイプだったので、2科目だけならと(笑)。そのために塾にも通いました。受験は両親の勧めでしたが、それ以上に、小5の時に塾で志望校を決める時にいろいろ調べて、『大妻中野の制服が着たい!』と。めちゃくちゃ可愛くて、制服に惚れちゃったんです(笑)」

いろいろ興味深いお話については、またあとで聞かせてください(笑)。次に、実際に「グローバル入試」を受けてみていかがでしたか?

S・Kさん「保護者同伴面接では、ネイティブの先生と日本人の先生2人がいらっしゃるので、英語と日本語で交互に質問される感じでした。隣に母がいたので少しは安心でしたが、ネイティブの先生の目力が強くて緊張しちゃいました(笑)。ネイティブの先生から『世界で一番好きな場所はどこ?』と聞かれて、緊張からしどろもどろになりながらも『自分の部屋のベッドです。世界一ふわふわで気持ちいい』と答えたら、母はフッと笑っていましたが、目力の強い先生は真顔で(笑)。あとは、日本語と英語では文章の組み立てが違うので、日本語で質問された時は文章がおかしくならないように、けっこう考えながら話しました」

J・Tさん「当日は、父に学校の近くまで車で送ってもらったのですが、『ここで合否が決まるんだ』と思うと緊張が解けませんでした。筆記試験の時、集中しようとするあまり、カツカツと筆圧が猛烈に強くなってしまって。入学して仲良くなった友達に言われたのは、『うるさかった子だよね?』でした。だから『ゴメンね』って(笑)。受験勉強中は苦手なものは目を通すくらいにして、得意な科目を最大限にやっていたのですが、算数では食塩水の問題とか得意なものが出たので『あ、いけるかも?』と思えました。国語もできなくて悩んでいたんですけど、ちゃんと読めばできる感じでした」


「英語スピーキングテスト」のサンプル動画はコチラ
https://www.youtube.com/watch?v=RevNB6EIJeE

「英語スピーキングテスト」は、入退室を含めて受験生1人につき約10分で行います。受験生1名に対して試験官は2名。内容は、以下の3つのカテゴリーを中心に構成されます。

❶Icebreaking(名前の確認と短い質問)
❷Questions Type-A(自分に関する基本的な質問)
❸Questions Type-B(身近な話題に関する質問)


英語を得意とするお二人ですが、大妻中野の英語の授業はどんな感じですか?

英語の授業では実践的な英語力はもちろん、自分の意見を発信し、
文化的背景の異なる人々との相互理解を深める力を養う

S・Kさん「GLCの英語は習熟度別でαとβの2クラス制になっていて、私はαクラスです。ネイティブの先生の授業が週に4時間あり、オールイングリッシュで行われます。αは帰国生が多いクラスで、私は聞き取りに慣れていなかったのですが、帰国生と一緒にディスカッションをするうちに、そのスピードについていけるようになりました。社会問題や理科的な問題、金融学など本当に考えさせられるテーマが多いのですが、ディスカッションを通して理論的思考力や批判的思考力が身につきますし、リーディングを通して語彙も増やしていけます。あと、日本人の先生の授業も2時間あります。昨年に英検準1級を取りましたが、海外の大学に進学したいと思っているので、今後は英検ではなくIELTSを受けようと思っています」

J・Tさん「私はβクラスです。ネイティブの先生の授業は、英検準2級から2級相当のレベルでやってくださるのでわかりやすいですし、内容的にも『この微生物が死んだらどうなると思う?』とか、『この生物がいなくなったら、どんな影響があると思う?』と、興味のある分野の話題でディスカッションするのでおもしろいですね。日本語の先生の授業では主に文法を固めて、できるまでやる!と(笑)」


大妻中野の「GLC(Global Leaders Course)」とは?

同校は「アドバンストコース」「グローバルリーダズコース(以下GLC)」の2コース制をとっています。
アドバンストコースの教育目的は「より高い目標にチャレンジする精神と学力の育成」。帰国生入試とグローバル入試に合格した生徒で構成されるGLCの教育目的は「国境を越えて異文化に親しんだ経験を持つ生徒と、国内で学んだ日本のこころを持つ生徒が溶け合い、互いの『当たり前』のギャップが起こす化学変化で、広い世界へ飛び出す意欲に火を灯す」ことです。
GLCは同校の教育活動の先導的役割を果たし、最終的には全校生徒が建学の精神「学芸を修めて人類のために」を国際社会で活かす力を獲得することを目指します。中3進級時以降は毎年コース変更が可能ですが、どの学年も中3のGLCは2クラス、アドバンストコースは4〜5クラスとなっています。
以下は、GLCでの中学の学びを抜粋したものです。

❶英語は週6時間 ネイティブの先生4時間、日本人の先生2時間。
❷フランス語も必修 中学は週1時間、高校は2時間。高2からは選択制に。
❸数学は習熟度別授業(中2まで) 海外と日本では進度が異なることが多いため。
❹海外研修・留学制度が多数 中2では毎年100名以上が参加する「カナダセミナー」を実施。30年以上の歴史があるプログラムで、GLCの生徒は英語でフランス語を学ぶバイリンガルプログラムに参加する。
❺グローバルネットワークプログラムが豊富 SGH(スーパーグローバルハイスクール)ネットワーク校から今年、WWL拠点校に採択された同校は、大学(テンプル大学[日本キャンパス]・順天堂大学・津田塾大学・玉川大学など)や提携企業と協働し、講演だけでなく、海外・国内でのフィールドワークやアクティビティなどを中心とする体験プログラムを実施。また、ユネスコスクールとしてユネスコの理念を理解、普及させる取り組みも豊富。


GLCは大妻中野の教育活動の先導役を担っている

では、お二人が所属するクラス「GLC」での様子を具体的に教えてください。

J・Tさん「多彩な文化を背景に持つ人たちの集まりですから、みんな個性が豊かで、本当にいろいろなタイプがいます。でも、例えば誰かと誰かがぶつかったとしても、周りの人たちは余計な口出しはせずに見守りながら、仲直りした後は何事もなかったかのように知らんぷりしたり、優しさや思いやりがあるクラスだと思います。『一人が良い人なら、周りも良くなっていく』と聞いたことがありますが、『自分から良い人になりにいく』雰囲気があって、『アオハル(青春)』そのものだと思います」

S・Kさん「あと、やりたいことをサポートしてくださる先生がたくさんいます。学年主任がフランス語の先生なのですが、フランス語のわからないことはもちろん、進路のことも丁寧に教えてくださるし、英語の先生方も文章の添削を丁寧にくださるなど、学びたい人にとっての環境は万全です。場面場面でいろいろな先生がいらっしゃって、勉強のことだけではなく何でも聞けるし、何でも一緒に考えてくださいます」

「GLC」ではフランス語も必修です。こちらは、どんな感じですか?

S・Kさん「私は小6までバレエを習っていました。バレエの動作を表す言葉はフランス語なのですが、その意味がだんだんわかってきて、今度はフランス語を極めたいと思っています。だから、今年の夏には短期研修『フランスセミナー』に参加したのですが、ホストファミリーと1対1でコミュニケーションする機会が多く、『こんなにわからないんだ、私』と思って。英語は語彙を増やすとか、もう少し文法の精度を上げていくとか、あとは極めていくだけですけど、フランス語はまだまだ未知なる領域なので。セミナーですごく刺激を受けたので、秋にはフランス語検定の上の級を受けたり、高1の3学期にはターム留学をしようと思っています」

同校は「日仏高等学校ネットワーク・コリブリ」に加盟し、
短期交換留学も行っている。また学校独自のフランス研修や 
留学制度もある

J・Tさん「フランス語の授業って、すごく眠くなるんですよ。語感が優しくて気持ちいいから(笑)。でも、英語を最初に学んだ時よりも、英語をわかったうえでフランス語を学ぶので、取りみやすいし、わかりやすいですね」

S・Kさん「そうそう、日本語から英語を学ぶ時より理解が速いよね」

J・Tさん「私がフランス語に意欲を持つきっかけになったのは、中2で全員が行く『カナダ研修』でした。英語でフランス語の授業を受けたのですが、本当に楽しくて。そこで挨拶も身についたし、カナダの環境も良かったので、私は高1の2学期から1年間カナダに留学する予定です。自分でも変わったなと思います。GLCに入れば、変われます!」

やりたいことが見つかり、とことん追求できる学校。「大妻中野に入れば、変われます!」

普段の学校生活や、部活動などについてはいかがですか?

毎年開催される「グローバル教育発表会」は、英語教育とフランス語教育の
成果を発表する場であるとともに、探究成果を世界に発信するプログラムだ

S・Kさん「私は『ING同好会』に所属しています。『ING』はInfinitive Next Generationの略で、『次世代』という意味もあるのですが、ボランティア活動に全力を尽くしている人とか、それぞれにやりたいことを持っている人が所属する同好会です。私は主に模擬国連の活動をしていますが、この夏には大妻3校(大妻中野・大妻・大妻多摩)の合同模擬国連大会にも参加しましたし、毎年冬には関西の立命館宇治中高が主催する模擬国連にも参加しています。ここでは2人1組でやるんですが、次は一人で参加しようかと思っています。感情移入をして考えるので、その国の代表として一人で会議に行くんだと思うと責任を感じますが、模擬国連では妥協してはいけないけれど、妥協しないとうまく物事が運ばないこともある。折り合いをつけること、コミュニケーションを学ぶ場でもあると思っています」

J・Tさん「ぶつかったりすることもありますが、みんな気遣いができるし、本当に学校生活自体が『アオハル(青春)』って感じです(笑)。部活動は最初はバレーボール部に入ったのですが、大会を目指すために練習がハードだったので、努力するのが苦手な私は温度差を感じてしまい(笑)、中2の途中から公式テニス部に入りました。テニスは父がやっていたので、小さな頃から私も触れていたのです。自分は大会とかは眼中にないタイプかと思っていたら、部内の同期が8人いてタイプがバラバラなのに、試合になると一致団結できることに惹かれて、今とても楽しいです」

S・Kさん「私は生徒会にも所属しています。実はING同好会の先輩方には生徒会長をやられた方が多いのですが、みなさんリーダーシップがあって、意見をはっきり言いつつ上手にまとめてくれたり、うまく言えない後輩をアシストしてくれたり。そんな先輩方に憧れていたので、中2の時に初めて生徒会に立候補して書記を務め、今年から念願の生徒会長になりました」

お二人とも、充実した学校生活を送られていますね。では、今思い描く自分の未来像を教えていただけますか?

S・Kさん「大妻中野は自分の好きなことを追求できる環境にあるので、やりたいことがいっぱいで、幅広く学びたいんです。今は文系に進む予定ですが、理系のことも学びたいし。一番勉強したいのは日本語・英語・フランス語など言語に興味があるので言語学なのですが、模擬国連をやって国際関係学とかにも興味があるし、パソコンもけっこう好きなのでコンピュータサイエンスもやりたいなと。今考えているのは、言語学とコンピュータサイエンスどちらも学べる大学です。将来的には、それらの知識を活かしていろいろなところで助言するなど、他者にポジティブな影響をもたらすパイオニアになりたい。パイオニアは、自分の好きなことをとことん追求できる環境があってこそなれるものだと思うのですが、私は海外大学進学を考えているので、そういう環境に出会いたいです。以前はアメリカの大学でリベラルアーツを学びたいと思っていましたが、最近はフランスで政治学を学ぶことにも興味があります。そんな散らばった思いを回収しながら、やりたいことを突き詰めていきたいと思っています」

海外留学、海外大学進学などに対処する専門的な組織「グローバルセンター」を
開設している同校。アメリカ、イギリス、フランス、中国、日本など多国籍の
専門性の高い教員チームがエッセイ、インタビュー、出願までを指導している

J・Tさん「私は大きすぎる夢だとわかっているんですけど、医療従事者になりたいです。医師とか看護師とかスポーツ・ドクターとか、人を支えられる仕事に就きたい。もとから勉強がかなりできるタイプではないし、先生からも浪人覚悟なら目指したほうがいいよとも言われるのですが、来年は1年間留学もするし、進路に関してはかなり悩んでいるし、怖いです。でも、私自身、幼い頃に病気をしたのですが、お医者さんの『大丈夫だよ!』というひと言は、私にとってとても大きな意味を持った言葉でした。だから、何があっても医療関係に就きたいと思っていて。受験期も本当に闇期でしたが(笑)、音楽を聴いたり、周りの人から励まされてきて今に至るから、今度は私が励ます人になりたいんです。昔から持ち続けている夢は大事にしようと思っているので、『諦めない』というのが今の私のキーワードです」

高校で、さらに新しいことに出会っていくと思いますが、お二人がどのような道を進まれるのか、とても楽しみです(笑)。では最後に、後輩の受験生にアドバイスやメッセージをいただけますか。

S・Kさん「私は塾には行かず、受験直前までバレエを続けていたのですが、帰国生に限らず、英語が好きな人ならグローバル入試を受けてほしいです。あと、勉強のほかにやりたいことがあっても、大妻中野はそれが両立できる学校だと思います。希望すれば海外研修もたくさんありますし、帰国生じゃなくても英語で輝ける学校です。英語についても、自分の努力次第で帰国生と同じレベルに追いつくというか、追い越すくらいにまで力をつけることができます。大妻中野、GLCにはやりたいことができる環境があるので、やりたいことがいっぱいある後輩を待っています!」

J・Tさん「何があっても諦めないでほしいです。勉強が辛いという気持ちはとてもよくわかるけれど、辛いと思った先には、本当に楽しいことが待っているから。難しい問題も、わからなくても投げ出したりせずに向き合って、自分の好きな科目、得意な科目は何回も何回もやれば、絶対に『諦められない』という気持ちになれます。大妻中野にはたくさんの選択肢があるし、それに寄り添ってくださる先生方がいます。大妻中野に入れば、GLCに入れば変わります! 私みたいに勉強が苦手だと思っている人でも(笑)、やっていてよかったと思えます。本当に、入ってよかったです。ですから、たとえ大妻中野が第1志望でなくても、みなさんには今、諦めない心を持って最大限に頑張ってほしいです」

取材Memo

学び進めるなかで、気づけば建学の精神と校訓を体現している。お二人の話を聞きながら、大妻中野の教育実践を再認識できました
生徒さんお二人のお話を伺いながら、中高時代にどのような環境で過ごすのかが、その先の人生のキーポイントになることを痛感しました。それは、ご家庭の教育観はもちろん、どんな学校で学ぶかが鍵になるということです。初めは興味がなくても、身の回りにチャレンジの種がたくさんあれば、ある時ふと気づくこともあります。「あれ、もしかして、これ好きかも」と。そのような気づきの機会がどれほど大切かを実感させられました。今回登場してくれたお二人は、まだ中学3年生。これからも、たくさんの人や物や事に出会い、どの方向に情熱の矢印が向いていくのかはわかりませんが、中高時代に培った「興味のセンサー」と「主体的に動く力」を土台に、どの道に進もうとも逞しく、そして周囲に対して優しい心を持った人として、視線を上げてそれぞれの道を歩んでいくのだろうと思います。数年後、さらに数十年後、その姿を見てみたいです。



世界各国に姉妹校や留学提携校など広範なネットワークを有する同校は、
コロナ禍にあっても、十全な調査と相手国との情報交換を密に行い、
留学をストップすることはありませんでした。
そこには「教育は待たせない」(生徒が本気で望むことは全力で後押しをする)、
「Beyond School」(主体的にチャレンジする機会を提供し続ける)といった、
同校の揺るがぬ教育哲学があります。
そして、どの場所でも主体的に動こうとする生徒たちを大きく支えるものに、
次の言葉があります。それは、校訓の「恥を知れ」。
強烈な言葉ですが、自分を高め、自分が自分の「良心」に対して
「恥ずるような行いをするな」という創立者・大妻コタカの言葉です。
日々の学校生活の中には、さまざまな葛藤と共感があります。
だからこそ、この言葉は生徒たちの心に深く深く刻み込まれ、
志を全うしようとする生徒たちが育っていくのです。